「買おうか、買うまいか･･････それが問題だ」
サトームセンで。
ラオックスで。
アニメイトで。
ドスパラで。
メッセサンオーで。
時にはガチャポン館でさえ。
アキバを歩いていると、そんな風に悩んでいるヲタクの姿をよく目にする。
そんな風にグダグダと悩んでいる人間を、一撃で叩き直す方法がある。効果抜群。恐
ろしいほどの行動力が入手できる「思考のドーピング」と言ってもいいだろう。
自分自身にも使える方法なので、悩めるアキバ系シェイクスピアはやってみよう。
まず、あなたが「これならばやってみよう」というアルバイトの時給の金額を想像し
て欲しい。その際にはアルバイトという収入源としての不安定さや、現在あなたがど
んな仕事についているか等の問題は無視する。さらに、その金額はいくらでもかまわ
ない。
その額面は幾らになっただろうか？幾らでもかまわないのだが、たった今からその金
額を、あなたにおける「一時間という時間の価値が示す下限」とする。金額を考えた
際、あなたが『自分の人生の中の一時間という時間を、この金額のためになら差し出
してもいい』と考えただろうからというのがその根拠である。もしあなたの寿命が想
定できるのであれば、この方式によってあなたの人生に値札を付けることも（あくま
でも「下限として」であるが）可能である。
その後、思い出してみて欲しい。あなたがアキバ系シェイクスピアとして浪費してき
た延べ時間を。そしてその時間を先に想定しておいた時給で計算し、それを「人生に
おける損失額」として書き起こす。
あなたの損失額は幾らになっただろうか？最初の時給の設定が幾らかにもよるのだ
が、おそらく、あなたを驚かせるのに十分な数字になったはずだ。
『悩む』ということは時間の浪費に他ならない。
時間はあらゆる行動にとって貴重であり、決して浪費があってはならないのだ。
しかし今。
あなたはレジの前で時間を浪費し続けている。
あなたはレジの前で人生の価値を下げている。
もし、その数字が現在あなたを悩ませている金額よりも大きかったら、あなたはもは
や、これ以上の浪費を許してはならない。直ちに立ち上がり、品物を持ってレジに向
かうべきである。レジのお姉さん（あるいは眼鏡男）に財布から金を手渡した瞬間に
あなたは浪費のループから抜け出し、新たに訪れる時間の価値を高める事が出来る人
間として生まれ変わるのだ。
･･････という事を、悩めるアキバ系シェイクスピアの耳元で囁いてみよう。おそらく
100％の確立で、シェイクスピアは煩悩のターミネーターとして生まれ変わるはずだ。
それでダメならこう叫ぶといい。
後悔は人間を成長させるが躊躇は人間を老廃させる！ 責任はとらない（笑）
PR
[]
[]
