忍者ブログ
202405172047
CATEGORY[]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


200708291003
CATEGORY[映画]
映画「トランスフォーマー」見てきました。以下批評。



見たのが日本語吹き替え版だったので、台詞回しの迫力には欠けるのですが、コンボ
イなどメインのキャラでは吹き替えの声優が昔のアニメと同じでした。これには
ちょっと感動。

全体的に流れる「イラク戦争万歳」な雰囲気もチョットだめ。

ここ数年でドリームワークスの仕事は飛躍的にレベルアップした。編集のテクニック
も上がってる。おそらくコンテの段階で既にCGをどれくらいの割合で挿入するかを完
全に把握しているのに違いない。脱帽。

2への付箋を作るシーンが強引すぎ。1がヒットしたらの3部作構成なんだとか。
ふーん。

ストーリーの薄っぺらさと後半に連発するご都合シーン、説明台詞にはうんざり。

CGにおんぶに抱っこのアクションシーンかとおもいきや、結構生身の人間も体張って
る(ように見える)。

ところどころにあるアメリカ的なギャグはかなりセンスがいい。

最新の空軍兵器がバンバン登場してやられていくのは爽快。

オタク少年がお姉さんに惚れられてしまうサイドストーリーは「電車男」の影響なの
か?もはや車がロボットになる以上にファンタスティック(w

特殊機関が、何の役にも立ってないのは設定のミスか?それとも何かの皮肉なのか?

ロボットとの友情物語があるが、すげー曖昧で結果だけ見せられる感じ。



結論。面白い。ただし、映画館に限る。

今もし、この映画を見ようか見まいか悩んでいる人がいたらならば、迷わず映画館に
行ったほうがいい。

この作品を見るなら、絶対に映画館で見なければならない。なぜならば、DVDとテレビ
ではこの映像の迫力が完全には伝わらず、結果的にアラが目立ち、クソ面白くないス
トーリーに腹を立て、デッキを破壊しかねないからである。器物破損、あるいは家庭
内暴力を防止するためなら1800円は安い。見るならばモーニングかメンズデーを
選ぼう。

この作品を楽しむためには、映画館に行きさえすればいい。映画館の大スクリーンと
サウンドがあれば、上に書き連ねた欠点など笑って許せるくらいのお楽しみが待って
いる。
PR

コメント[0] トラックバック[]
200605111349
CATEGORY[映画]
小次郎です。五月も半ばに近づきまして、新緑、新茶、シン・マツナガののたよりも
届いてきたりと季節を感じるこのごろです。皆様いかがお過ごしですか?

私はといえば、サービス業の性格からGW連休をもらえる訳もなく、押し寄せる客に押
しつぶされそうになりながら客の背中を押す体たらく。最近になってようやくもらえ
た連休も、父の従兄弟の葬儀がもちあがるという始末。「ご愁傷様」「いえこちらこ
そ」ってなもんでした。フゥ(^。^;)

しかし小次郎はそんな中でも映画は見ていた。最近は特にCGを一切使わない映画を見
ようというテーマでビデオラックを漁っているのだが、そこでCG無しの魅力を再発見
したのが、私の大好きな俳優の一人であるスタローンの「ロッキー」シリーズ。

このシリーズの第一作は超低予算で作られた。理由は当時まったく無名のスタローン
がアリの試合を見て感動し、その直後に自ら脚本を持ち込んでの製作だったため。売
れない俳優のセフルプロデュースとなれば、そんなに予算は掛けられないというのは
至極当然の話だが、いかにもアメリカらしいストーリーが受け、以降全シリーズが爆
発的なヒットとなった。


で、いまさらこのシリーズのどこを見て何が凄いのかというと・・・・・・


「パンチ」である。


ロッキーが製作されたのがおよそ30年前。以来日本ではボクシングに限定せず、あら
ゆる格闘技はK1、プライドというフィルターを通し、野球やサッカーを圧倒する程に
メジャーなものになった。そういった格闘技に慣れた視線からこの作品を見てみる
と、驚くべき発見がそこにはあった。なんと、全てのパンチが必殺級なのだ。亀田三
兄弟など物の数に入らない。特にアポロの見せる俊敏なステップからの左ジャブの切
れは凄まじく、間違いなくストレートと同じ威力がその拳には宿っている。他にも体
が回転するフック、リングの端まで吹っ飛んでいくストレートなど、「リングにかけ
ろ」を彷彿とさせる必殺パンチが数百発も乱打されるのだ。第一ラウンドの何処でダ
ウンしても不思議ではなく、なぜレフェリーが試合を止めないのか、なぜセコンドは
タオルを投げないのか、こんな危険な試合をする選手をリングに上げるコミッショ
ナーは何を考えているのかなど、解けない疑問(愚問)が泉のように溢れてくる。

そうなってくると引き立つのが、ロッキーのタフさ加減である。こめかみを吹っ飛ば
されるようなパンチを連打で喰らってもまだ倒れず、倒れても必ず再び立ち上がる。
「イタリアの跳ね馬」という、日本人にとってはなんのこっちゃというキャッチコ
ピーも回を重ねるごとに説得力を増し、ついには史上最強と同義となる。困難を退け
勝利を手にする者の姿には常に感動が付きまとうが、生死を賭けた男の姿にはそれ以
上の何かがある。ロッキーはその何かを必ず教えてくれる、数少ない一人である。

余談としていただいても構わないが、シリーズを見ていく内にスタローンの身長がか
なり小さいことにきづくはずだ。しかも垂れ目であり、独特の巻き舌が繰り出す台詞
回しにはキレが無い。実はスタローンは、アクション俳優としての弱点が多いのだ。
しかし映画の中での存在感は決して小さくない。自分よりも大きな敵を迎え撃つ姿
は、ファイターとしてのスケールの大きさを見せてくれるからだ。この辺りのキャス
トチョイスはまさに監督の妙技といえるだろう。あるいは脚本を担当するスタローン
が、アクションスターとして弱点となり得る自分の欠点さえ脚本と演出に利用したの
かもしれない。売り物の状態を見極め、それが最も引き立つ処に持ち出しているの
だ。私はここにプロの姿勢を感じる。特に試合終了後のインタビューシーンは胸を打つ。

スタローンは4までをロッキーによる試合で物語を構成し、5で自らの役目をトレー
ナーに置き換え、90年にシリーズを締めくくった。
しかし昨年10月、スタローンはロッキー6の構想があることをマスコミに発表。最
近不調のスタローン映画がさらに地に落ちるのではないかとマスコミは騒ぎ立ててい
る。私も少し心配ではあるが、好奇心の方が断然勝っている。ここはひとつ残酷な

ファンの一人として、次なる発表を心待ちにするところである。
コメント[0] トラックバック[]
200604251222
CATEGORY[映画]
特別書くことが無いという暮らしぶりなので、自分のビデオコレクションから資料に
使っているものを紹介してみましょう。つーか、このブログって日付を遡って書き込
みできないのね。まぁ毎日書けってことだろうけど;;;

今回紹介するのは「将軍家光の乱心/激突」。89年作製の超強烈時代劇劇。

監督は古くは網走シリーズ、最近では「鉄道員」「赤い月」等、幅広いジャンルで活
躍している降幡靖男。主演に緒方拳を向かえ、その脇を松方弘樹、長門裕之、丹波哲
郎という超ベテラン時代劇役者陣と、千葉真一率いるジャパンアクションクラブの一
党が固めた筋金入りのアクション時代劇。つーか、この構成はもはや時代劇ではない。

ではこの映画の見所を箇条書きで紹介してみよう。

①スタントマンは命がけ!
まずはこの一言から書きはじめなくてはならないだろう。とにかくアクションが危険
なのである。足の真下でダイナマイトが爆発し、地上30mで宙ぶらりんになり、全
力疾走している馬から受身無しで落馬する・・・・・・書き連ねていくだけで青ざめるよう
な、アクションシーンが目白押し。

②動物愛護団体クソ食らえ!
前項にチラッと出て来てはいるが、馬はこの映画の重要なファクターを担っている。
緒方拳の前に敵役として立つ千葉真一は、数百の騎馬隊を率いて大追跡を繰り広げる
のだが、その迫力はまるでハリウッドの西部劇。しかしその馬達がことごとく危険な
目に合う。全力疾走中に人馬もろとも突き倒されるのは序の口で、ロープで前足を
引っ掛けられ、横倒しにした竹の上を走らされ(無論転倒)、崖から転落、挙句の果
てにはダイナマイトで橋桁もろとも川の中・・・・・・ハリウッドでも、こんな映画の取り
方はしない。絶対に何頭か死んでいるはずである。特にメディアに対する動物愛護団
体の風当たりが強くなった昨今では、こんな映画は二度と作れないだろう。

③チャンバラ対カンフー!?
アクション俳優目白押しのこの映画で一際目立つのが、中国から呼び寄せた胡堅強。
なんとこの男、素手で日本刀と格闘するのである。しかも時代劇でおなじみの柔術で
はなく、正真正銘のカンフーで(!)。雲霞のごとく押し寄せる木っ端侍を素手で殴
り倒していく様はじつに爽快。武器の取り扱い見事で、特に三節根による尺の長いア
クションシーンは他に例を見ない。マンガの中でしか見たことの無い三節根がどのよ
うに使われるのかを確認するためには必見の映画である。そのためだけにレンタルす
る価値があるだろう。

④内容ゼロ!とにかくアクションを見ろ!(爆)
アクションは凄いが、大御所以外の俳優は安い。しかも大御所の芝居そのものも安
い。安すぎる。ドンキホーテ並の爆安である。まぁ大体にして千葉真一映画であるの
だから、話が本筋から反れようが多少辻褄が合わなかろうが、目の前のアクションを
楽しむのが「お約束」。ツッコミなんかは言うだけヤボ。話の前後なんかはどうでも
いい。今目の前にあるものを楽しめばいい。この感覚はどちらかというとプロモー
ションビデオを楽しむ感覚に近い。さぁ楽しもうじゃないか。

この他にも台詞のほとんど無い織田裕二が出ていたり、役者達の死にっぷりが見事
だったりと、目を見張るシーンは数々あるが、あとはご自分の目で確認して欲しい。

初めて書くとやっぱり長いな・・・・・・今度は上手くまとめます^^
コメント[0] トラックバック[]
| HOME |

忍者ブログ [PR]